森町TS様(2010年2月)

加藤建築

2014年09月26日 07:00

平成22年2月に完成したリフォーム物件です。
広い空間が物置状態になっていたので、人を呼べるよう改装、一部を新しいシステムバス・洗面室としました。


狭かった元浴室は、キッチンの横にあった使われていないボイラー室とつなげることで、パントリーとしています。


外観です。
古い町並みに溶け込む格子をつけています。
奥側のほうは以前同様の外装リフォームをしていて、色あせた木部をこの機会にカビ抜き再塗装をかけました。
Before
After


下屋の桁が鉄板巻き、鉄の支えとなてい味気なかったものを、板で覆い持ち送り板で支えることによって和風のかっこいい仕上がりとなりました。
Before
After


和室は天井を貼り替え、砂壁仕上げとしました。
古い土壁はすべて撤去し、構造用合板を下地としてラスボードを貼り塗ってあります。畳、障子、戸襖などすべて新しくなりました。
Before
After


玄関です。
階段の裏側にパーティションのように格子飾りがあって物置スペースとなっていましたが、それを取り外し、空間の広がりが感じられるようになりました。新たに腰羽目、パインムクフロア、真っ白な漆喰と鮮やかによみがえっております。
昔の家らしく、土間から床の高さが40cmほどあり上がるのが大変でしたので、敷き台を設置しています。
Before
After


一番裏手の納戸には、洗面・システムバスを新設しました。
システムバスが3本引き戸のため、ほんの少しのことですが洗濯機前が広く感じられます。
Before
After



それに伴い、昔ながらの造り付けの浴室は、キッチンの隣にあったという間取りであったため、パントリーとして再生しました。これまで使っていた食器棚を入れ、ダイニングを広く使うことができますね。
Before
After



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