1)加藤建築の住宅工法

採用工法についてご紹介します。

★ 木造軸組み工法
柱や梁などの架構に筋交いを入れた耐力壁を有する一般的な在来工法を基本としています。
建築基準法を大きく上回る耐力壁量、公共建築物レベルの小さな偏心率(住まいの重心と揺れの中心とのずれの度合い)となるよう設計しています。


床構造は根太レス工法を採用し、床構面の強度を高めています。
根太を介さず、厚い床合板を梁に直接留めつけます。

★加藤建築は『しずおか木の家推進事業者』です。

地産地消。その地域で育った木はその地域の気候に適応しています。加藤建築では品質の明らかな県産材製品の利用を積極的に提案するべく、木造の骨組み(土台・大引・柱・梁・小屋束・母屋・棟木)に県産材を採用しました。

無垢材は性能がバラバラで強度が計算できない・・・。そんなことはありません。
業界の取り組みで、強度を確保した認定制度が普及しています。
静岡県では「しずおか優良木材制度」。品質基準には強度も含まれており、その性能値で計算すればいいわけです。
加藤建築では全棟構造計算を実施しています。

★県産材とは
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「県産材」とは、県内の森林から伐採され、県内で加工された木製品のことをいいます。みなさんに安全・安心な県産材の家を建てていただくために、特に業界では、品質・性能が明確な「しずおか優良木材」を提供しています。しずおか優良木材認証審査会により、検査・審査を受け合格した認定工場が、基準に基づき生産した製材品、若しくは、製品検査に合格した認証製品です。
品質・規格には、品質、寸法、含水率(木材の乾燥具合)、強度などの項目があり、それぞれ厳しい基準が設けられています。この基準をクリアしたのが「しずおか優良木材」(認証製品)なのです。
「しずおか優良木材認証制度」で、県民の方々が県産材による品質・性能の明確な製材品を住宅建設に使用してもらうための制度です。


★ 基礎
全棟べた基礎で対応しています。
べた基礎は布基礎と比べ面として一体化するため強いといわれています。


★ 床下換気
全棟基礎パッキン工法で対応しています。
基礎立ち上がりに換気口を開けないことで、基礎の強度を低下させません。


★ 24時間換気
シックハウス対策の24時間換気としては、サッシ枠と一体化した換気ガラリによる自然給気と、トイレやキッチン換気扇からの機械排気で対応しています。
住まいの外壁に換気フードが少なくなり、外観デザインを損ないません。

★ 断熱
16081004.jpg繊維系断熱材による充填断熱工法で対応しています。
外壁と天井内部で断熱し、1階床断熱には発泡系断熱材を採用することで垂れ下がりによる床面との隙間ができないようにしています。


2)地盤調査方法のご紹介

スウェーデン式サウンディング試験
戸建て住宅では現在、もっとも利用されている調査方法です。
下図のスクリューポイントを垂直に貫入し、荷重と回転数を測定します。
スクリューの摩耗度合により貫入抵抗値に影響があるため、JIS規格でもφ30㎜未満は使用不可となっています。


メリット
  • ・調査が容易で比較的安価。
  • ・機動性に優れ、狭小地での調査が可能。(既存宅地での調査も)
  • ・超軟弱な粘性土地盤でも連続的なデータの測定が可能。
  • ・サンプラーによる試料採取が可能。
  • ・複数点調査のため軟弱層の厚さの違いがよくわかる。
  • ・汎用性が高いため、蓄積データが豊富。
デメリット
  • ・ガラや玉石などにより深部への貫入が困難。
  • ・地層分類の判別が試験者の経験や感覚にゆだねられ、個人差が出やすい。
  • ・10mを超える場合、摩擦により過大評価となってしまう。
  • ・盛り土が堅固な場合、深部のデータが過大になりやすい。

デメリットでもある土質判別の対策として、グラウンドワークスでは、必要に応じて試料の採取を行います。
採取方法は2種類でオーガーによるサンプリングと土壌すくいを使用します。
それぞれに写真のように採取し、採取した土は土壌酸度の測定(簡易pH測定)も実施します。
事前に目視やpH測定で土質確認することでより安心・安全な家づくりのお手伝いをいたします。



<出典:グラウンド・ワークス株式会社 『G.W News No.7-1』>

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